牡鹿半島の漁業

震災前の牡鹿半島の漁業についてデータで見てみましょう。

豊かな海に支えられて、豊富な水揚げがあったことがわかります。 

 

牡鹿半島にある「給分浜」集落。

震災前の漁師約20世帯(人口150人程度)の1世帯平均 の漁獲高は次の通りです。

 

○1月~3月かき     年間水揚げ2400万円

○3月~5月シラス・メロウド  800万円

○7月~9月ハモ・カレイ等   600万円

8月~9月アワビ・ウニ   300万円 

漁獲高から、網の修繕費や燃料代人件費など経費を引いたものが収入です。

 

 このように年間を通じて、三陸のすばらしい漁場で豊富な種類の魚が獲れます。

その味は、すべてのものが高い評価を受けています。

しかし、現在漁師は、これらの収入全てを絶たれています。

詳しくはhttp://ameblo.jp/saramama2010/ のブログをご覧ください。

 

この海は、死んでしまったのでしょうか?

 

いいえ。

 

 震災後二ヶ月の時点で、「NPOみらいじま」さんのご協力の下、漁師本人が、海底の調査をいたしました。その結果、うに・アワビ・かきの赤ちゃんとなる、プランクトンに津波の影響はなく、それらはすべて生育していたとの報告です!

 

津波による被害状況

3.11の津波により、集落が受けた被害はどのようなものでしょうか。

集落の漁師たちが共同で使用する器具・備品だけでも以下のような被害額が出てることがわかりました。

かき養殖設備=1110万円

カキ棚1台(タル80本・碇・ロープ含む)200x5

シラス用網 2個 80

カレイ・シャコ・ヒラメ網 30

 

■わかめ養殖及び銀鮭養殖設備700万

★養殖設備に、必要なイカリ・ロープ・ウキ・網等 500万

★あわび・うに等の収穫に必要な設備(船外機・漁具等) 200万

 

■水産物出荷等に必要な設備450万

★製氷機1t産業用 1台 250万

★コンテナ式冷蔵庫 1台 50万

★他荷物を束ねる機械や大型電子計量器等 150万 

 

 

 

国や財団などへ融資の申し込みをしていますが

「定期収入がない」という、唖然とするような理由で認められません。

 

これらの道具がなければ、漁師はいつまでも収入を得ることができないのです。

 

 

私たちは、まずは”何とか応急的に仕事ができる状態”を目指し、

皆様のご支援を元に、次にご紹介するプロジェクトを進めております。